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名護屋城周辺の陣跡について


 名護屋城は、豊臣秀吉が行なった「文禄・慶長の役」の軍事的拠点として建てられたものです。そのため往時は秀吉の命により集められた諸大名が、この城の周辺に多くの陣を置きました。その数は100を祐に越え、海沿いの静かな集落が一大軍事拠点となりました。現在23箇所が名護屋城と共に「名護屋城跡並びに陣跡」として国の特別史跡に指定されています。この中で現在見学が可能な陣跡を問いあわせたところ、加藤嘉明陣跡・木下延俊陣跡・前田利家陣跡・堀秀治陣跡・豊臣秀保陣跡の5箇所とのことでした(09.05現在)。

 こちらへ移動中にも交差点の名前に「伊達政宗陣跡」とあったり、名護屋城やその周辺で、数種類の案内板を目にしたりします。

陣跡 陣跡2 陣跡3
 写真は名護屋城近くの「道の駅・桃山天下市」にあった「歴史探訪の道」総合案内板(写真1)、「歴史探訪の道」道標(写真2)です。この道標に沿っていくと、要所に「歴史探訪の道」(写真3)陣跡説明板があります(個別撮りしたのを元の姿に貼り合わせたので少々見苦しくなってしまい申し訳ありません)。探訪の道のルートと、この陣跡説明板から見渡せる風景のどの辺りに誰の陣跡があるが、主な武将の説明文とともに6枚のタイルが一組の姿になって示されています。

これをみると遺構へも簡単に行けそうですが、それは残念ながらオススメできません。陣跡の発掘調査や整備は粛々と行なわれていますが、その数が多い上に、名だたる武将の陣跡であっても現在は個人の私有地だったりと、諸事情で見学用に整備・公開されていない場合があります。行かれる際は事前に、見学が可能な陣跡を唐津観光協会・鎮西支所や名護屋城博物館に問い合わせされることをお薦めします。

実際に行けなくても陣跡の配置図をみると、側近を廻りで固め、家康には本陣を目の届く場所・別陣に兵力をまとめさせて城から遠い場所に置くなど、往時の情勢が見えておもしろいですね。

 尚、名護屋城博物館の近くには北政所おねの甥であり最も名護屋城に近い陣跡の一つである「木下延俊陣跡」があります。博物館から遊歩道が延びていて見学しやすく整備されていますよ。

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【data】
佐賀県唐津市鎮西
09/05/05:訪
◆今回訪れた陣跡◆
加藤嘉明陣跡
堀秀治陣跡

●名護屋城周辺の諸大名陣跡(特別史跡に指定された陣のみ)
http://www.yobuko.net/kankou/jinato.htm
●唐津観光協会・鎮西支所
http://www.yu-netkita.com/chinzei/index.html
●唐津観光協会・鎮西支所では、毎年3月に「さくらと陣跡ウォーク」も開催されます。
http://www.karatsu-kankou.jp/event/0802/sakura.pdf
直江兼続・陣跡 探訪会の様子・・・今後の同様のイベントについては、記事内関係先にお問い合わせください。
●名護屋城博物館
http://www.pref.saga.lg.jp/web/nagoya.html

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