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霊台橋(れいたいきょう)


霊台橋 霊台橋2 霊台橋3 霊台橋4 霊台橋5

 滝めぐりの帰り、美里町を通って帰る事にしました。先の豪雨で全国に名前を知られることになった美里町ですが、本来は江戸時代に架けられた石橋の数が日本一の熊本県の中でも、特に多くの石橋を見ることが出来る「石橋の里」として知られています。国道沿を車で走っていても、石橋を示す「緑色の小さな標識」を、あちこちに目にすることが出来ます。

 そんな石橋を代表するものが、弘化4(1847)年に完成した「霊台橋」です。日本最大の単一アーチ橋であり、国の重要文化財に指定されています。これを建設したのも「種山石工」(たねやまいしく)で、この橋の土木技術が「通潤橋」の架橋にも生かされています。

 「種山石工」は江戸時代から明治・大正にかけて活躍した、高度で独自な技術を持った石工の集団で、皇居の二重橋、日本橋なども手がけています(残念ながら、そちらは現存していませんが)。八代の種山村(現在の熊本県八代市東陽町)に出来た集団だったことから「種山石工」と呼ばれるようになりました。東陽町には「東陽石匠館(せきしょうかん)」があり、「種山石工」の歴史や技術などが展示されています。

 緑川に架かるR218沿いの大きなこの石橋は、昭和40年ぐらいまで、国道として使われていたそうです。現在は橋のたもとにいくつもの碑が建っていて、説明用のアナウンスが聞けるようになっていました(写真2)。階段で下りると、石の説明板があり、その前を通って橋を渡ります。橋の上は保護のためか土が盛られているのですが、先の水害の影響か、幾つの場所でかなり削られていました。橋の向こう岸には土嚢も見えます(写真3)。ですが、橋自体には被害の様子は無く、改めて「種山石工」の技術力の確かさを感じました。橋の裏側から見ると橋のたもとに、補強なのかかなりの石が添えられているのが見えました。写真ではこの橋の雄大さがうまく伝わらないかもしれませんが、私が観ている間にも、入れ替わり立ち替わり人が訪れていて、多くの人が通りがかったら思わず足を止めてしまう魅力を感じているんだなと思いました。

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【data】
熊本県上益城郡美里町
2007/08/中旬
◆◇◆地図はこちらから◆◇◆
霊台橋
http://www.town.kumamoto-misato.lg.jp/web/kankou/hasi_18.htm
美里町石橋マップ 
http://www.town.kumamoto-misato.lg.jp/web/kankou/sb_map.htm
東陽石匠館
http://www.itukigokanosyou.hinokuni-net.jp/sekishokan/index.htm
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