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郷土玩具と竹細工・・・日奈久路地裏散策―7―


竹細工 街を巡っていると、竹細工を多く見かけます。明治後半ごろから、地場産業として一時代を築き、温泉のお客さんもお土産にこぞって買い求め、大勢の職人さんがいらしたそうです。

 高度成長期のプラスチックの普及などで下火になっていきましたが、その確かな技術の品を求めるお客さんは今でも全国にいらっしゃいます。

 また、こちらには2つの郷土玩具があります。
ひとつが、先にお話した力士・嶋ヶ崎関をモデルとした「板角力」。そして、美人として有名だった湯女の“おきん”がモデルという「おきん女(じょ)人形」。どちらも、カラフルで素朴な、独特の愛らしい姿をしています。

竹細工2


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【data】
熊本県八代市日奈久
~09/09/上旬:訪
八代市立博物館・収蔵品リストより
●板角力
http://www.city.yatsushiro.kumamoto.jp/museum/search/dtl.jsp?kid=88768&cgid=413&searchstr=
●おきん女人形
http://www.city.yatsushiro.kumamoto.jp/museum/search/dtl.jsp?cgid=413&searchstr=&kid=88769
熊本県伝統工芸館リストより
竹篭
http://cyber.pref.kumamoto.jp/kougei/asp/kogei_menu.asp?daibunrui=3

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太閤越・・・日奈久路地裏散策―6―


太閤越


 温泉神社の階段脇の嶋ヶ崎宇太郎の墓を通り過ぎると、おれんじ鉄道の線路上を渡る陸橋があります。この上から見られるのが「太閤越」。線路と写真左側の線路と平行に走っている小道です。

 こちらは、豊臣秀吉が九州平定のときに通った道なのだそうです。
大型車も行きかう、交通量の多い舗装された道路が当たり前の今の感覚では「え、こんな細い道なの?」と感じる向きもあるでしょうが、薩摩街道さえ整備される以前の時代であれば、さも在りなんと思えてくるのでは?
 海岸線の位置の違いもそうなのですが、史跡めぐりなどをしていると、今の感覚に当てはめると不自然に思うことも、その時代を想うと腑に落ちてくることに往々にして出会います。その度に、今の尺度がいつも正しいわけではないと教えてもらっているように感じます。

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【data】
熊本県八代市日奈久
~09/09/上旬:訪

温泉神社・・・日奈久路地裏散策―5―


温泉神社


 土俵広場から赤い手すりの階段を上がると、温泉神社があります。度重なる大火の後、こちらに移されたものです。こちらの本殿の彫刻も見事なものでした。その脇には六郎神社お告げの石のお社が、やはり時代の変遷を経てここに祀られています。これらは、日奈久温泉の起こりを物語っています。
温泉神社3 温泉神社2

 南北朝時代、足利尊氏により肥後守に任じられた甲斐重村は南朝方の菊池武重と戦い、敗れた甲斐方の浜田左近は深手を負ってしまいます。日奈久近くの小島に落ち延びた左近は日奈久の漁民と懇意になり、子供たちに読み書きを教えるようになって、やがて土地の娘と結婚し六郎左衛門が生まれました。成長した六郎左衛門は父の古傷の平癒を願い、安芸の市杵島姫命に願をかけ、その満願の日に枕元に現れた市杵島姫命のお告げどおりに海の浅瀬にあった奇岩の下を掘ると温泉が湧き出し、その湯に父を入れると七日後には傷もすっかり癒えたそうです。

日奈久温泉2 今年7月にリニューアルオープンした温泉センターの前が、その温泉発見の場所といわれ、六郎の像も建っています。当時はこの付近まで海岸だったそうです(こちらにある説明板には、左近が菊池方として書かれているのが気になりますが・・・)。

六ちゃん 六郎といえば、こちらは日奈久温泉開湯600年を記念して地元の中学生が考えたマスコット「六ちゃん」。街角でちらほら見かけましたが、狙ってないゆるさがなんだかいいですね。

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土俵広場と嶋ヶ崎宇太郎の墓・・・日奈久路地裏散策―4―


桟敷


 中原邸から山側に細い道を上がっていき、おれんじ鉄道の線路を越えると善立寺。本堂の龍の彫刻が見事です。そちらを過ぎ、緩やかな上り坂では「ここでチャンバラを・・・」と、子供の頃よく日奈久に来られた方とのお話も弾みながら、温泉神社の階段脇へ。そこから階段を上がると、土俵を囲んで石作りの桟敷がある広場があります。全国的に見ても、このような桟敷席のあるところは珍しいのではないでしょうか。

嶋ヶ崎 江戸時代、嶋ヶ崎宇太郎というあまりに強くて恐れられていた力士が、横綱に挑戦しようと江戸へ向かいますが、刺客により毒殺されてしまいます。地元の方々はたいそう悲しんで墓を作り、嶋ヶ崎関を偲んでこの相撲桟敷を建てたのだそうです。その墓は神社へと上がる階段の一番下の鳥居の横にひっそりとありました。

桟敷 年に一度行われる奉納相撲のための桝席は個人所有となっており、その値段もかなりの額であったようで、これを持っていることが日奈久の富の象徴でもあったようです。その桝席がたくさんの人で埋め尽くされた当時の写真も見せていただきました。

桟敷2 写真4は、桝席を区切っていた枠を復元したものです。桝席自体も修復され、近年はダンスイベントなど、さまざまな催しに使われています。また、周りに植えられた桜が春には美しく咲き誇るそうです。

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熊本県八代市日奈久
~09/09/上旬:訪

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おいでまっせ処・なかはら(中原邸)・・・日奈久路地裏散策―3―


なかはら


 村津邸の3枚目の写真、江戸時代に作られたというなまこ壁が残る建物・中原邸は、地元の主婦の方々が切り盛りするお店になっています。

 店内には、やはり地元の方が作られた手芸品なども並んでいます。こちらで冷たい麦茶と、ゆずを使ったお茶うけをいただきました。日奈久駅の待合でも、時々このサービスをされるようで、運がよければこうしたおもてなしに出会えるかも。

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熊本県八代市日奈久
~09/09/上旬:訪

※食堂も兼ねているので、お食事もできます。
※事前に予約をすれば、竹コロ(竹輪コロッケ)も味わえます。
おいでまっせ処・なかはら
定休日/日・水
10:00~16:00
TEL0965-38-3155

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